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魂はみんな平
さわやかな秋の、ある日曜日の沖縄でのお話です。5人の幼いきょうだいが家族みんなで遊園地へ遊びに行きました。今はお父さんが運転する大型の車に乗って家に帰る途中です。子どもたちは楽しかったので、まだこうふんしていました。でも、かなり疲れていたためか、些細なことで言い争うようになりました。
突然、リアズが大声を出して言いました、「シャラ、仕方がないだろ、お前は女の子なんだから、男のおれ には強さでも、速さでも、賢さでも勝てっこないんだぞ!」
「何言ってんのよ!知らないの?リアズ、自分でバカ丸出しじゃないの!」と負けず嫌いのシャラが言って、「女の子は、男よりずうっと賢くて、素早くて、優しくて、おとなしいし、何でも上手だし、賢いのよ。」と言い返しまし
モナが苦笑いして言いました、「何度も賢いと言わなくても。」
シャラが大声で答えました、「だって⒉倍賢いんだもん!」モナとアスマは顔を見合わせて笑ってしまいました。末っ子のアニサは、きょうだいが言い争っているのが悲しくて泣きそうになりました。
お母さんが前の座席から振り向いて聞きました、「一体どうしたの?何の話?」
アニサがまとめて答えました、「リアズは男の子の方が賢いと言うし、シャラねーねは女の子の方が賢いと言ってケンカしているんだもん。」
お母さんがモナとアスマの方に向いて聞きました、「二人は今の話に何か言うことはないの?」
アスマが誇らしげに言いました、「バハオラが男女は平等だと言われているのは知っているよ。」
「そうよね。」モナが続けて、「バハオラが私たち人間はみんな魂だから、男も女も平等なことを説明されているのよ。私たちの体は魂が着ている服のようなものだから、魂は男でも女でもないんだって!」
「よくできました。モナ!」とお母さんがほめて、「賢いか、何か得意か、背が高い
か、美しいか..............体か知能に問題がある
か、そのどれも魂が着ている服のようなものなのよ。」
それと、もらったどんな服でも、おれたちは自分で選んだわけじゃないんだ。」とアスマがつけ加えて、「白人で生まれても、黒人かアジア人でも………..ハーフでもだ!」アスマからこの言葉が出てきたのは、この5人のきょうだいはお母さんがアメリカ人ということで、学校でたびたびひどい目に合ってきたからでした。
「そうね。」とモナが言って続けました、「だけど、それも大した問題にはならないのよ、アスマ。その服を着ているのも、この地上にいるほんのちょっとの間だけなんだもの。」
「そうか、わかった!」とリアズが大声をあげて、「今日、おれたちが乗ったジェットコースターのようなものなんだ!シャラは好きな色のカートに乗れなかったので、がっかりして文句を言ったんだ。好きなピンク色のカートは先に行ってしまって、シャラが乗る番に来たのはブルーだったんだ。どれでも乗るのはちょっとの間だけなんだし、色なんかより乗って楽しまなくてはと、おれはシャラに言ったんだ!」
お父さんが運転席から笑いながら言いました、「今の話はまるで我々の人生のことを言ってるようだな!」みんなも笑ってしまいました。
モナが言いました、「そうよね、人はよく自分の体に満足しなかったり、その体を恥ずかしいと思ったりするけど。誰も選ぶチャンスはなかったんだから、たとえ髪が黒でなくても、まっすぐでもなくても恥ずかしがってはいけないのね。」シャラが賛成してうなずきました。二人ともときどき学校で自分たちの髪が友だちと違うのを気にしていました。
お母さんがさらに説明しました、「もし誰かが耳が聞こえないか、目が見えないか、歩けないでも、それは、その人が乗っている乗り物のようなものなのよ。」
リアズも説明しました、「学校で賢くない奴がいても、そいつをからかってはいけないんだ。乗っている物がダメなだけなんだから。」
アスマが続けました、「それから、算数とか音楽とか何か得意なものがあっても、あまり自慢してはいけないんだ。乗り物がたまたまいいだけなんだから。」
モナが続けて、「自分の乗り物を一生懸命変えようとする人がいるのよね。髪を染めたりカールにしたりしてね。」
さらにアニサが、「すごいお化粧をして自分の乗り物をすっかり塗り変えてしまう女の人もいるよ。」と言って、みんなを笑わせました。
リアズが、おてんばのシャラを見ながら、「他にも、着ている物も、やっていることも男のような、おてんばの女の子がいるぞ。」と、からかって言いました。
シャラが、舌を出してリアズにアカンベーをしながら、「テレビで見たんだけど、格好も話し方も女みたいな男の子もいるじゃん!」と言い返しました。
お母さんがまとめました、「私たちには体とは別に魂があるのはわかったけど、その魂がどんどん成長するように、愛とか親切や思いやりなどの美徳を増やしていかなくてはね。体のことばかりでなく、もっと魂が成長することに気をつけることが大事よね、そうでしょ?」
「わかった!」.子ともたちがみんな賛成して応えました。
リアズもまとめました、「自分の乗り物がどんなかよりも……あっという間だから、それに乗っているのを楽しまなくちゃ。その方がいいだろ?」みんな大笑いしました。
モナがつけ加えて、「それと、見た目や賢いかどうかで、その人を悪く思わないことね。それを選んだわけじゃないんだから。魂は一生懸命に成長しているかも知れないしね。」
アスマがさらにつけ加えました、「そうだよな。聞こえない、見えない、賢くないとか、乗り物に問題があるために、その人の魂は他の人のより成長しているかも知れない。だって、問題がある分、がんばっていると思うよ。その分だけ次の世ではおれたちより恵まれているんじゃないかなあ。」みんな納得してうなずきました。
お母さんが締めくくりました、「人のお手伝いをするのが、魂が成長する一番良い方法だと思うの。だから、いつでも、どこでも、知っている人も知らない人でも、できるだけたくさんの人を手伝うようにしましょう。」
こどもたちが、がんばるぞと、うなずきました。ちょうどその時、車がタイミングよく家の駐車場に着きました。子ともたちが車から降りると、リアズがニヤッとして、いじわるそうに言いました、「シャラ、どっちの乗り物が速いか競争してみないか?お前のがおれのより遅くても、それはお前の乗り物のせいなんだから、気にするなよ。」
「何だって!!」とシャラが負けるものかと叫んだあとで、シャラの「それじゃ、その先の角まで、よーい、ドン!」のかけ声とともに二人は消えてしまいました。残りの家族は車から荷物を取り出して家に運んでいました。モナとアスマも手伝っていました。
アスマがため息をついて、つぶやきました、「あーあ、あの二人に またしても上手くお手伝いから逃げられてしまった!!」
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