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230 人類はひとつ宗教はひとつ神様はひとつ(沖縄の子ども達のパンフレ
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神様は何か
神様って何?
ある金曜日の午後でした。沖縄の4人のきょうだいは学校から家に帰り着くところでした。歩きながら、何やらとても真剣に話をしていました。
突然リアズが声を上げて言いました、「石で作ったものに花や線香を供えて神様のように拝むというのは、おかしい!ただの石じゃないか!神様なんかじゃない!」
モナがおだやかに答えました、「リアズ、神様が本当に何かは誰にもわからないのよ。私たちが想像するのも本当に神様ではないのよ。だから私たちが想像するのと石で想像するのとどこがちがうの?」
お母さんと末っ子のアニサがベランダで4人の帰り
を待っていました。4人がベランダに上がってきて、アスマがお母さんに言いました、「今日、友だち何人かと宗教の話になったんだけど、自分の宗教だけが本当の神様を信じていると言う友だちがいるんだ。他の友だちは山や木など、いろいろな神様を信じるよう教えられたと言うんだ。神様なんて人間が考え出したもので、そんなのいないと言う友だちもいるんだ。何が正しいか、この友だちにどう説明したらいいのかな?」
「私、アスマに言ったのよ。神様はいるけど一つだけとバハオラが教えられているでしょ。」
モナがいばって言いました。
「知ってるよ。だけど、それが正しいことを、どうやって説明したらいいんだ?」アスマが聞き返しました。
「絵とその絵描きの話で説明してみろよ。」リアズが提案しました。
「アスマが人か街が描かれた絵をその友だちに見せて、こう言うんだ。『この絵には不思議なことが起きたんだ。あるとき地震で棚にあった白いキャンバスが床に落ちて、その上に絵の具もいくつか落ちてきて、口が開いてしまい、この絵になったらしいんだ。』友だちはきっと笑って、『信じられん。絵の具がこぼれたぐらいで、そんな絵になるわけがない。』と言うぞ。」
「その絵、見たい!見せて!」幼いアニサがこうふんして叫びました。
「しー!だまって!アニサ。」シャラがたしなめて言いました。「今のはつくり話なんだから、そんな絵なんてないのよ。」
モナが続けました、「それと、アスマ、この世界は、とても小さい虫でも絵よりももっともっと複雑なんだけど、人間を含めてそのすべてが、突然現われるのかどうか説明すればいいのよ。」
お母さんが感心して言いました、「驚いたわ。みんなが神様がいるという、むずかしいお話をしているなんて。大学の教授がするようなお話だものね。それにアブドルバハの絵と絵描きのお話をとてもよくおぼえていたのには感心したわ。創られたものには創り主がいるというのをアブドルバハがわかりやすく絵と絵描きにたとえて説明されたのよ。」
アスマが少しこれを考えて言いました、「これで神様がいるというのは説明できるけど、神様は何か?神様は一つなのかたくさんなのか?学校でたくさんの文化と宗教を教えられたんだけど、それぞれちがう神様なのか?神様はどうやっておれたちにつながっているのか?それが、わからん。」
お母さんが言いました、「そうね。これはとてもむずかしい質問ね。わかりやすく説明しなくちゃ。」
少し考えて、お母さんがため息をついて続けました、「一つの考え方として太陽を神様のようにたとえてみましょう。太陽は世界に光と命を与えています。どんなものにも、もらったその恵みが映し出されています。つまり、明るさ、温かさ、色や、生命が見られます。でも太陽をそのまま映し出せるのは、完ぺきにくもりのない鏡です。」
リアズが言いました、「なるほど、海でも山でも、何でも、神様の恵みが見える。それを神様と呼んでも、おかしくないんだ!それは、ただ神様をそのまま映し出していないだけだ!」
「その通りよ。」と言って、お母さんが聞きました。
「ところで、完ぺきにくもりのない鏡にたとえられるのは誰なのかわかる?」
「神の顕示者!」モナ、アスマ、リアズ、シャラが一斉に答えました。
「それって、だあーれ?」幼いアニサは鏡が人だなんて驚いて(おどろ )聞(き)きました。
「神の顕示者はね、神様から送られた偉大な先生方なのよ。モーゼ、ブッダ、キリスト、マホメットなどね。」モナが答えて言いました。
「そうね。」と言って、お母さんが続けました。「どれも完ぺきにくもりのない鏡だから、太陽、つまり神様が映し出されるのよ。その神様をブッダの鏡、キリストの鏡、マホメットの鏡で見て。。。それぞれ自分たちの鏡で見た神様が正しいと言っているのよ。。。。宗教はいろいろあるけど、たしかにそうなのよ。同じ神様なんだから。」
ちょうど、そのときお父さんが車で帰ってきました。お父さんが車から降りると、子どもたちがみんなやってきて、それまで話してきたことを言いました。お父さんはみんなと一緒にベランダの椅子に座って、アニサをひざにのせました。。
「この質問をお父さんはどう思う?」アスマが聞きました
「おれたちは、どうやったら神様につながることができるのか?神様はおれのことを気にかけてくれているのか?おれの小さい問題にも気にかけてくれているだろうか?」
お父さんが一息ついて答えました、「それでは、神様と神の顕示者を、お父さんが好きな科学の電気と発電所にたとえて説明してみよう。」
お母さんがつけ加えて言いました、「電気は本当の神様ではないのよ。私がたとえて説明した太陽みたいにね。」
お父さんがうなづいて、ほほ笑みながら続けました、「電気はどこにでもある原子にあるんだが。直接それからは使えないんだ。先ず、火力、水力、風力、原子力、太陽熱などで発電所に集めているんだ。世界中に、これらの発電所があって、集めた電気は各家庭や工場などに送られて人々が使えるようになるんだ。この家のランプも発電所を通して電気が送られている壁のコンセントにランプのプラグを差し込んだら、明かりが点くだろ。我々は神の顕示者を通して神様とつながって、神様のことを知るんだ。お祈りも神様と直接つながるのではなく、神の顕示者の言葉を通してつながるんだ。『神の顕示者を通さないで神様につながろうとする人は、暗い土牢にいて、太陽の陽ざしで楽しむのを想像しようとする人のようである。』とアブドルバハが言われているんだ。」お母さんがつけ加えて言いました、
「これは、暗がりにいて、目を閉じて、外の太陽の光と暖かさを思い出すことはできるけど、実際に感じることはできないと言っているのよ。」
お父さんがさらに続けました、「ランプはそのまわりを明るくするために、電気とつながったら、明かりが点くだろ。みんなも自分のまわりの人を手伝うために、神様とつながって、神の知識を身につけるんだ。そうすれば、世の中みんなが明るくなるんだ。」
お母さんがつけ加えて言いました、「いつの時代にも、その時代に人間は何を知ればいいのか、どうしたらいいのか、神様が神の顕示者を通して教えられているの。この教えで人間が成長していくのを、文明というのよ。」アニサがお母さんのそでをつかんで聞きました。
「ぶんめい。。。なに?、それ?」お母さんが答ました。
「文明は神様の教えで、人間が動物のようなのから天使のようになることなの。」
お母さんがほほ笑みながら続けました、「人間は成長するにつれて新しい神の顕示者が必要になってくるのよ。だから、モーゼ、ブッダ、キリスト、マホメットと現れて、今の時代はバブとバハオラが必要になっているのよ。」シャラがこうふんして言いました、「今の時代は世界の人々が世界市民になるように仲良くすることを、バハオラが教えられているのよね。」
アニサがとび上がって叫びました、「
仲良くして!しずかに!」
みんな驚いてアニサの方を見ました。
「お母さんがいつも『仲良くして!しずかに!』と、おれたちに言うからだよ。」リアズがお母さんのものまねをして言いました。それがおかしくて、みんな笑ってしまいました。お母さんが、ほほ笑んで続けました、「バハオラは、このすばらしい新時代の偉大な先生です。シャラが言ったように、世界の人々が和合と愛で世界市民になるように教えられているのです。」
リアズが誇らしげに言いました、「世界は一つ、人も一つ!とおれのシャツにあるよ。」
みんなが拍手してくり返しました、「世界は一つ、人も一つ!」
モナがアスマを見て言いました、「アスマ、学校で友だちと神様のことを話すとき、もう説明できるわね。」
シャラがあわてて言いました、「待って!まだアスマの質問に答えてないのがあるわ。神様がシャラの問題も、みんなのも気にかけてくれているのかどうか。」
「シャラ、お母さんが母親として、いつもみんなの問題を気にかけているのは、知っているわね。でもね神様は、どんな親よりも誰よりもみんなを愛しているの。愛は神様から習っているからなのよ。だから神様の愛は誰よりも深いのよ。その愛に私たちが気づかなくても、いつも私たちを気にかけて手伝ってくれるのよ。」
アスマが言いました、「ようし!大分わかってきたぞ。これまでのアイデアが、まだ頭の中でグルグル回っているけど、整理しなくちゃ。」
お母さんがほほ笑んで言いました、「めい想するということね。いいアイデアね。私たちみんなそうするといいわね。そのとき、もっと神様のことがわかるようにお祈りもするといいわね。」
「さて、それじゃ、みんなお家の中に入りましょう。夕食の準備をしなくちゃ。みんな手伝ってくれる?」
「おーけー!」と気持ちよく答えながら、みんな立ち上がって、学習道具を片づけました。おしゃべりと笑い声がお家の中まで続きました。
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