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バハオラの地位と使命
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バハオラの地位と使命
沖縄の日曜日の朝でした。きょうだい5人の子どもたちが、お父さん、お母さんと朝ごはんを食べ終わるところでした。
長女のモナがお母さんに言いました、「夕べ、お父さんとお母さんはここで人と話していたでしょう。そのときの話でバハオラの地位とか使命とか言ってたけど、あれは何のこと?」
「血だって!バハオラが怪我をされたの?それで、どうなったの?」次女のシャラが驚いて聞きました。
「ちがうよ、ばかだなあ!」と次男のリアズが言って、「血じゃなくて、
ち い
だよ。地位とは、たとえば、学校の校長先生とか国の大統領とか王様のようなことかな?お母さん?」と説明しました。お父さんとお母さんは驚いてリアズの方を見ました。
「そうよ、それでいいのよ。リアズ、すごい!地位の意味をどうやって
知った(し)の?」お母さんが感心して聞きました。
「それくらいは知っているよ。本読みはあんまり好きじゃないけど、人の話が好きなんだ。特に大人が話しているのがね。物語も好きだね。」
「それで、バハオラの地位は何?」と長男のアスマが聞きました。何と答えるか、子どもたちはお母さんの方を見ました。
「とてつもなく大きな質問ね。」と言って、お母さんはため息をつきました。そして、お父さんに助けを求めました。お父さんがそれに応えて話し始めました。
「神の顕示者のことはみんな知っているよな?」
「はーい!」と子どもたちが答えて、アスマが説明しました、
「神様を完全に映し出す鏡のようなお方のことだろ。」このことは家族で二三日前に話したばかりでした。
「神様が私たち人間は何をすればいいか教えているんだけど、それは神の顕示者を通して知らされるのよね。」とシャラがつけ加えて言いました。
されるのよね。」とシャラがつけ加えて言いました。
「おさるさんではなく、天使のようになるのを手伝うのね。」と幼いアニサがさらにつけ加えると、みんな笑ってしまいました。
「その通りだよ!」と言って、お父さんがアニサの頭をなでました。
「バハオラの地位を一言でいえば、人々を神様の教えに導く神の顕示者だけど、これにはもっと深い意味があるんだ。その一つは、神の顕示者だけが一人一人や、社会全体を神様の教えに導くことができるんだ。バハオラは今の時代の人々に神様が送られたその偉大な先生なんだ。」
お父さんが詳しく説明すればするほど、子どもたちは混乱してしまいました。お父さんは困って、お母さんに助けを求めました。お母さんが笑って言いました、
「お父さんが言おうとしているのは、仏様、キリスト、マホメットなどの神の顕示者だけが、その時代の人々を一人一人と、その社会を神様の教えに導くことができたということ。そしてバハオラこそが今の時代のそれができる神の顕示者だということなのよ。」
お父さんが続けました、「バハオラの地位には、二つの役があるんだ。一つは神様の役、もう一つは人間の役をされるんだ。バハオラはこの二つの役をされて、神様が人間に望まれることを人々に伝えておられるんだ。バハオラも今までの神の顕示者も普通の人間のように見えたかもしれない。しかし、みんな普通の人間以上の何かがあったんだ。それは、この方たちは神様の言葉を話したんだ。バハオラが伝えた神様の言葉は次に神の顕示者が現れるまで千年以上も人間を導くと言われているんだ。」
アスマが首をかしげて言いました、「だけど、それだけじゃなくて、バハオラは最高の神の顕示者と言われて、何か特別だと聞いたよ。」
モナが続けました、「そのことはサマー・スクールで聞いたわ。バハオラの後も他の神の顕示者も現れるわけだから、どこが特別なのかしら?」
お母さんが少し考えてから言いました、「幼稚園、小学校、中学校、高校、大学にはそれぞれ先生がいらっしゃるわね。これらの先生方はみんな大学で勉強されて賢いはずでしょ。生徒のレベルがちがうだけで、高校の先生が小学校の先生よりも賢い(かしこ)というわけではないでしょう。仏様、キリスト、マホメットなどの神様の知識にもちがいはないのよ。ただ、その時代の人々が精神的に何才なのかによって、伝える神様の言葉がちがっているだけなのよ。ただバハオラが最高と言われて特別なのは、大昔に現れた、最初の神の顕示者のアダムから、これから50万年の間に現れる神の顕示者の代表になっているからなのよ。学校の校長先生みたいにね。以上、バハオラの地位については簡単だけど、説明おわり!これからもバハオラのことは調べていってね。もっと深く分かってくるから。」
「これで簡単な説明だったら、もっと深く説明されたらどうなるんだ。おれ死んじゃう!」とリアズが跳び上がって言ったので、みんな大笑いしました。
「二つ目の質問だけど。。。。」と言って、お母さんが続けて、「バハオラの使命にも二つあるのよ。一つは世の中を平和で、安全で、陽気で、神の愛がいっぱいにすること。もう一つは一人一人を神に近づけて、正直で、親切で、やさしく、幸せにすること。バVハオラは人々が天使のようになるのを手伝って。。。」とお母さんがほほ笑み(え)ながら、アニサを見て続けました、「平和で安全な世の中に変えているのよ。これまでの神の顕示者のときは人々はまだ誰かに頼る子どものようだったけど、今は自立する大人になってきているのよ。今の人々には世界を一つの家族のようにするのにバハオラの教えが必要なのよ。」
「そういえばキリストが、『地上に神の王国を!』と言ったのを思い出したわ。」モナがつけ加えました。
「その通りよ、モナ!地上が神の王国になるというのは、すべての神の顕示者が予言してきて、すべての人々が待ち望んでいたことなのよ。神様はバハオラがそうなるお手伝いをすると約束されたのよ。だからバハオラは特別なのよ。」
お父さんが続けて、「神の顕示者の言葉は人々の心を変える力と世界を変える力があるんだ。神の顕示者が何か言って、その話をするだけでその話の通りにしてしまうんだ。」
お母さんが続けました、「バハオラとバブが現れた1800年代中ごろの世界の様子は今とかなりちがっていたのよ。その一つは、当時の社会ではまだ奴隷制は当たり前だったのよ。でもバハオラはそれを禁止して、人は誰も他の誰よりも高くも低くもあってはならない、たとえ姿はどう見えてもみんな平等であると言われたの。神の顕示者が言ったことは人の心を変えてしまい、奴隷制はいつの間にか少しずつ消えていったわ。バハオラが言われた男女平等もそのようになっていったのよ。その力はすごいとしか言いようがないわね。人の考えが変わって、法律も変わったなんてね。バハオラが言われたことが世界を平和で明るい世の中に少しずつ変えているのよね。」
「わーお!どうして人々はそれに気づいていないんだ。」とアスマがくやしそうに言いました。
「バハオラのことを知らないからよ。それと世の中に関心がないからよ。」とモナが言いました。
「バハオラとその教えを、もっと多くの人が知って、その人たちがバハオラのメッセージを広めるのに一生懸命になると、世界はもっと早く変わることができるわね。最近だんだんと多くの人がバハオラの教えに従おうとしているのよね。」とお母さんが言いました。
「人は野生の動物の群れのようになるんじゃなくて、みんなが協力して人間らしい一つの家族になると、どの宗教も言っているじゃないか。」とリアズが大声で言いました。
「しかし、そうなるには、今の時代の神の顕示者がバハオラであることを人々が認めるしかないんだ。もちろん、認めるということは、その教えにも従うということだ。」お父さんがつけ加えました。
「バハオラは他には何と言ったの?」とリアズが聞きました。
「そうね、他には.。。。。いつかむだな戦争は消えて、最大平和がやってくるとも言われたわ。」とお母さんが答えました。
「やったー!それはすごい!戦争しないんだ!」子どもたちが叫びました。
「しかし、そうなるには、私たちみんなで偏見をなくすことね。それには人は外見ではなく、本当の姿は魂だと認めることよね。がんばらなくちゃ。」お母さんが励まして言いました。
お父さんが締めくくりに、「これからも、われわれみんなでバハオラの人生と教えから学んで、世界を平和で安全な神の王国にする聖なる仕事に参加するように、そして人々をその教えに案内するようにお父さんもお母さんも心から願っているんだよ。」
「そう言ってくれるのはありがたいけど、お父さん、あんまり期待しないで!」リアズが意地悪く言いました。みんな笑ってしまいました。
「みんなすばらしい子よ。お父さんが言ったことは立派にやりとげると思うわ。」
と言いながら、お母さんがみんなの額にキスしてまわりました。
「外で遊ぼうぜ!」と言って、リアズが外に飛び出すと、子どもたちはリアズのあとに続きました。外は沖縄の朝の心地よい風と明るい太陽でいっぱいでした。
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